西洋

西洋においてはトンボは基本的には不吉な虫と考えられた。ヤンマ科の英名は Dragonfly というが、ドラゴンはその文化において不吉なものということを考えると得心がいく。また、Flyingadder(空飛ぶヘビ)という異名もある。

ヨーロッパでは「魔女の針」などとも呼ばれたり、その翅はカミソリになっていて触れると切り裂かれるとか、嘘をつく人の口を縫いつけてしまうという迷信もあった。また、トンボが刺すという誤解も広く流布しているようである。

トンボ科はドウターフライ、イトトンボ類はダンセルフライといった優雅な呼称もある。